考え方のコツ 松浦 弥太郎(朝日出版社)
1.思考術
(1)純粋に考えるだけの時間を1日2回確保する
(2)午前中に必ず1時間確保する(ただし、調子が出てきたと思っても1時間でやめる)
1時間以降に浮かんだアイデアはたいてい勘違いが多い
(3)午後にもう一度考える(ただし結果的に30分以下でもよい)
①午前中の積み残しの続き
②午前中のアイデアの検証
③新規に考え直し(午前中ノーアイデアだった場合)
(4)アイデアは同時に2つ出すスタンスをとる
①1つの答えを見つけ出すのは難しく、頭も硬くなる
②2つのアイデアは真逆、矛盾するもの同士で構わない
③A、B案を元に自分オリジナルのC案を作り出せるとよい
2.想像術
(1)アイデアが出たらそれを人に説明してみる
①「例えば〜のような」というバリエーションをいくつも作ってみる
②アイデアの核心ばかり説明するのでなく、周辺をイメージして膨らませてみる(例:5W1H+How much)
③両極端で考えてみる(例:できるだけ詳しく説明&できるだけシンプルに説明)
④上記のように考えてみて、広がっていかないアイデアはダメ(本質がない)といえる
(2)自分の将来はスケジュールしないこと
①計画すると計画の範囲内の事しかできなくなってしまう
②今できる限りの事をしていくと、そこで化学反応が起き、想像を超えた未来が広がる