やらないこと戦略 ドナルド・ロース(CCCメディアハウス)
やらないこと戦略 最大限にクリエイティビティを上げる時間管理術
- 作者: ドナルド・ロース
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2018/08/30
- メディア: Kindle版
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1.アイデアと時間管理
(1)「アイデアは種にすぎない。種を1本の木にするのは困難で骨も折れる」(イーロン・マスク)
(2)アイデアを実行するのは時間がかかる(全アイデアを実行して、確認できない)
→どのアイデアをどういうやり方で実行するかの選択方法が重要
2.仕事
(1)ルーティンを大切にする
「物静かな人は自分の仕事をしているだけ」(ジョイス・キャロル・オーツ)
(2)ミーティング
①自分がプレゼンテーションするだけのおしゃべりミーティングになってはいけない
②ミーティングに参加する人にやってもらう事を決める(巻き込む)ミーティングにすること
(3)チームワークの種類
①1+1=3(すばらしい)
②1+1=2(同じタイプの人と仕事するとこうなる。無意味)
③1+1=1(どちらか1人で仕事をしているだけ)
④1+1=0(何も生み出していない、仕事ができていない)
⑤1+1=−1(互いに足を引っ張っている、悲惨)
⑥1+1=1+1(同じ部屋でいっしょに仕事をしているだけ)
→①以外はやらないことリストにアップすること
(4)連携モデル
①同じ仕事を同じ考え方で互いにやっている→退屈なだけ
②同じ仕事を違う考え方で互いにやっている→連携すべき(ただし互いに敬意を払うこと)
③違う仕事だけど同じ考え方でそれぞれやっている→連携すべき
④違う仕事を違う考え方でそれぞれやっている→連携するのは無意味
(5)ブレインストーミングの問題点
①声の大きな人のアイデアが通りやすい
②アイデアを否定しないとは言っても、恥をかきたくないから発言に気を遣う
③集団の中では互いに平凡で無難な発言をしがち
④自由な発言(前提や条件なし)だけしていても、検証が難しく「それ、いいかもね」で終わってしまう
(6)ブレインハッシング
①新しいアイデアが必要なプロジェクトについてだけ、まず話し合う(予備的なアイデア出し)
②①が終わったら、次のミーティング日程を決め、一旦終了
③次のミーティングで互いにアイデアを出し、アイデアの絞り込みや基本原則が選択できたら、次の日程を決めて終了
④ゴールが見えるまで継続
(7)アイデア
①アイデアがあったら簡単なスケッチで、誰かに短いプレゼンテーションしてみる
②「アイデアとはオープンな知識である」(ポール・アーデン)
③話をする前に必ずスケッチをすること