2013年以前のブックレビューも随時追加中

Entries from 2022-10-01 to 1 month

いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか 立川 談慶(大和書房)

いつも同じお題なのに、なぜ落語家の話は面白いのか 作者:立川談慶 大和書房 Amazon 1.話が面白いとは(1)話し上手(話題が豊富)の人はただの情報通になってしまいがち(2)話題や知識のひけらかしでなく、話の「間」がある人がよい 流暢さよりも、たどたどし…

なぜ与太郎は頭のいい人よりうまくいくのか 立川 談慶(日本実業出版社)

なぜ与太郎は頭のいい人よりうまくいくのか 作者:立川 談慶 日本実業出版社 Amazon 1.与太郎とは(1)頑張るとか幸せとかいう価値観(了見)すら考えてもいない感覚で生活している 幸せかどうかを常に確認しなければ気がすまないのは、不幸といえる(2)他者の意…

「また会いたい」と思わせる気づかい 立川 談慶(WAVE出版)

慶応卒の落語家が教える 「また会いたい」と思わせる気づかい 作者:立川 談慶 WAVE出版 Amazon 1.気づかいに効率を求めてはいけない 他人を動かして楽をせず、自力でなんとかする問題解決能力が必要 2.メタ認知 自分の行動が相手にどう思われるか事前察知し…

落語に学ぶ粗忽者の思考 立川 談慶(WAVE出版)

落語に学ぶ粗忽者の思考 作者:立川 談慶 WAVE出版 Amazon 1.人との関わり方(1)自信満々な人(雄弁に話す人)は信用できない ①きめ細やかさ、誠実さのある人は慎重に言葉を選んでいるはず ②自信満々な人はたいていどこか勘違いしている人が多い(2)嫌い、許せ…

「めんどうくさい人」の接し方、かわし方 立川 談慶(PHP研究所)

「めんどうくさい人」の接し方、かわし方 師匠談志と古典落語が教えてくれた (PHP文庫) 作者:立川 談慶 PHP研究所 Amazon 1.文明(1)世の中にある「めんどうくさいもの」を常に排除し続けているのが文明(2)文明(他人の手で不快感を解消)に反逆するのが文化…