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小飼弾の「仕組み」進化論 小飼 弾(日本実業出版社)

 

小飼弾の 「仕組み」進化論

小飼弾の 「仕組み」進化論

 

1.仕組み作りの20%ルール
(1)既にある仕組みを使う仕事(レッドオーシャン)は20%でこなす
(2)残り80%を新たな仕組み作り(ブルーオーシャン)を考える時間に当てる

2.安全性を確保する仕組み
(1)働く時にのみ確実に動き、不要な時は動かない
 ①エアバッグは急ブレーキの時のみ作動すべきのため、通常ブレーキと急ブレーキのしきい値テストが重要)
 ②サーバルームにパトライトを付けたが、トラブルといえないささいな状況でも点灯するのは本末転倒 
(2)わざと壊れる
 ①想定外のインプットに対し、処理自体シャットダウンさせる(続けることによる被害拡大を防ぐ)
 ②一定以上の電流が流れたら電流自体を止めてしまう(ヒューズやブレーカー)(過電流断で本体回路は守る)
 ③インターネットの中庭(DMZ)を作り、NW侵入被害を局所化
(3)自動化
 バックアップのような必要だが面倒な作業は自動化する

3.会社、組織が生き残るための仕組み(生物の仕組み)
(1)個体、細胞単位では最適化させない(非効率なシステム)
 ①何万個も卵を生む、腸の上皮にある膨大な細胞を使い捨て(数日で入替)
 ②人間の受精卵は、魚類、両生類、爬虫類に似た形態を取り、最後に人間の形を作って生まれてくる
(2)一度作った仕組みは(たとえ失敗でも、使わなくなっても)捨てない
 ①T型フォードは最適化し過ぎた(単一車種の大量生産)ため、環境の変化に対応できなかった
 ②間違った記録(いつどのように間違ったか)も残しておけば、後のトラブル対応に役立つ
(3)できることだけ行い、できないことは無視する
 ①DNAに対し、やってくるRNAの塩基は全くバラバラ(アトランダム)だが、決まった相手としか反応しない
  →例:G(グアニン)はC(シトニン)のみキャッチする
 ②突然変異(健康な人でも癌細胞1000万個)は免疫系が除去する

4.グーグルが作った仕組み
(1)仕組みを残すための仕組み(情報蓄積)そのものを不要化させた
(2)情報検索エンジンの提供により、利用者は情報分類整理が不要となった
(3)言語化できない技術(職人の技)を残す仕組みはできていない
産業ロボットなどで一部実現
(4)検索エンジンに合わせた記録方法が必要になる
検索しやすいキーワード、タイトルをいくつも埋め込む(内容をまとめ過ぎると検索できなくなる)

5.遺伝子(gene)と意伝子(meme)
(1)遺伝子(gene)
 ①親から子しか伝わらない
 ②遺伝が良いものか悪いものかは、その後の個体環境でしか判明しない
(2)意伝子(meme)
 ①血の繋がらない他人同士でも情報伝達できる
 ②遺伝子より伝達速度が早い(遺伝子はせいぜい80年の一生のうち2〜3人)

6.創発的な仕組みの作り方
(1)遠くを見過ぎない
 今できること、今いる場所(自分にしか見えないもの)を最大限に活かす
(2)仕掛品を事前に作って準備しておく
 ①あと1ピースで完成という所まで考え抜いておく
 ②最後のチャンス(1ピース)が来た時、すぐに行動&実現できる

7.生産効率とリソース効率
(1)生産効率重視(従来型)
 ①モノを大量生産するには、少人数で多く働かせたほうが高効率
 ②少人数で生産できてしまうと、働かない(働けない)人が増える
 ③働かない(働けない)人は低賃金もしくは非雇用となるため、生産したモノを購買(消費)できなくなる
 ④モノの供給過剰、過多となる
(2)リソース効率重視
 ①現状あるリソース(ヒト、モノ)を最大限活かすやり方を考える(例:ワークシェアリング
 ②全員が働く仕組みとすれば、少数で行うより生産性はダウンするが、生産したモノを全員で消費することができる

8.多様性と集合知(働かないアリの効用)
(1)集団に働かないアリが2割いる
(2)働かないアリはエサを集める、運ぶという通常の仕事はヘタ(非効率要員)
(3)働かないアリは、働きアリが行動しない場所をウロウロするため、働きアリが見つけられない新しいエサ場所を発見しやすい

9.PJ型企業
 書籍や映画製作ではフリーランスがグルーピング(例:○○製作委員会)され、作品完成すると解散する形が増加

いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人 ケント・ギルバート(PHP研究所)

 

いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人

いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人

 

1.WGIP(War Guild Information Program)
 GHQが作ったWGIP共産主義者が実施

2.コミンテルン
(1)世界の共産化を目指し、1919年にレーニンが創設
(2)敗戦革命論(資本主義国同士対立させ、敗北した方を共産化させる)

3.報道の自由度ランキング(2015年発表、国境なき記者団
(1)日本は72位(韓国より下)
(2)ただし、国境なき記者団はフランス右派支持母体であり、反日

4.私戦予備罪
(1)2014年シリアのISに加わろうとした日本人に適用した刑法
(2)西南戦争の頃、制定したため今回100何十年振りの行使となった

5.スイスとドバイ
(1)長年、世界の金融センターとなっているスイスは外部から攻撃されにくい
(2)テロリストの資金や武器調達場所となっているドバイは、外部から攻撃されにくい

6.NHKワールド
 ぶりっ子英語(ハワイFMアナウンサーのような田舎臭い、媚びて甘えるような発音)

暴力団 溝口 敦(新潮社)

 

暴力団(新潮新書)

暴力団(新潮新書)

 

1.現在の清水次郎長
現在6代目で山口組の二次団体

2.規模
(1)構成員3万6千人、準構成員4万2千6百人(2010年現在)
(2)新宿・歌舞伎町だけで、組事務所は100ヶ所

3.収入源
(1)覚醒剤
 1パケ(ビニール小袋で0.3g)で1〜2万円
(2)みかじめ
 例:名古屋の錦三(きんさん)(錦三丁目)2000軒の99%が払っている
(3)解体と産廃処理
 ①60年代に建てられたビルの建替ピーク(2020〜2040年)まで需要が多い
 ②アスベスト石綿)があるため(1975年に禁止)、解体作業は通常手間がかかる
 ③外国人にアスベスト引剥がしを安価でやらせ、不法投棄している

4.指詰め(断指、エンコ詰め)
 元々は江戸時代、遊女が行った(客に自分の愛情、誠意を示すため)

5.組抜け
 ホームレスから名前、戸籍購入して、別人として生きる元組員もいる

6.日本の暴対法
(1)暴力団の存在自体は認めている(違法としていない)が、
  取り立て、地上げなど経済行為自体には中止命令が出せる法律
(2)暴力団の存在自体は認めている(違法としていない)法律は世界中でも日本のみ
(3)存在は認める事で、警察が暴力団との腐れ縁(岡っ引き)を復活させたかったと推測
 ①江戸時代の公認警察は与力、同心まで
 ②岡っ引きは非公認で、博徒テキ屋を使用することもあった
(4)暴力団構成員が減ると、警察、刑事の予算が減り、捜査員が失職してしまう

7.芸能・スポーツと興行
 戦前からグズリ押さえ(不平客を力で押さえる)や場内整理は地域の暴力団に任せていた

遊行を生きる 鎌田 實(清流出版)

 

遊行を生きる 悩み、迷う自分を劇的に変える124の言葉

遊行を生きる 悩み、迷う自分を劇的に変える124の言葉

 

1.人間とは
(1)ホモ・ルーデンス(遊ぶ生き物)(ヨハン・ホイジンガ
(2)人間は、いまの自分自身を拒絶する唯一の生き物(アルベール・カミュ

2.常識とは
 18歳までに身につけた「偏見のコレクション」のこと(アルバート・アインシュタイン

3.孤独とは
 悲劇ではない、孤独でいられないことこそ悲劇なのだ(アルベール・カミュ

4.人生とは
 たいした意味などない。でも意味が無いからこそ生きるに値する(アルベール・カミュ

5.本物の善人
 存在そのものが他人を幸せにしている人(わざわざNGO活動などするような人は中途半端な善人)

6.「がんばる」と「肩の力を抜く」
(1)交感神経が高まる生き方(自力で頑張る生き方)は、リンパ球が減り、感染症にかかりやすくなり、NK細胞が減る
(2)「肩の力を抜く」生き方だと副交感神経優位となる

7.幸せとは
 たいした意味はなく、大事なことは今生きていることがおもしろいかどうか

8.生きるとは
 自分を愛すること(オノ・ヨーコ

宗教は人を救えるのか 釈 徹宗(角川SSC新書)

 

1.死生観の四態(岸本英夫)
(1)(自己の)肉体的生命の存続を希求するもの
(2)死後における(自己の)生命の永続を信ずるもの
(3)自己の生命を、それに変わる限りなき生命に託するもの
(4)現実の生活の中に永遠の生命を感得せんとするもの
→(1)(2)よりも(3)(4)が優位とされる

2.ロゴス、パトス、エトス、トポス
(1)ロゴス(論理)
 言葉、理論、概念
(2)パトス(感情)
 情緒、精神性
(3)エトス(習慣)
 慣習、習俗といった行動様式、気質
(4)トポス(場所)
 関係性、共有される場

3.辛い時でも自分を支える軸を作る方法
(1)他者のための行為を実践する(例:食事、掃除)
(2)日々の暮らしを報告する場を作る(例:窓から見える山に向かって話す)
(3)各場面で役割を演じる意識を持つ(例:好調の自分を演じる、つらい状態の自分を演じる)