2013年以前のブックレビューも随時追加中

良いトレーニング 無駄なトレーニング アレックス・ハッチンソン(草思社)

1.トレーニングの効果
(1)筋肉は3ヶ月のハード・トレーニングから効果が出る
(2)持久力がつくのは、最低6週間必要
 →ただし、何れも細胞レベルでは数日後から効果が出る

2.健康維持
 週5回、30分の運動を継続(10分から始めても良い)

3.最もパフォーマンスが高くなる時間
 体温が最も高くなる午後6時前後

4.有酸素、無酸素運動のレベル目安
(1)有酸素運動
 ①心拍:MAXの79%以下
 ②トークテスト:長めの文章が話せる状態
(2)閾値
 ①心拍:MAXの80〜90%
 ②トークテスト:2、3言までなら話せる状態
(3)無酸素運動
 ①心拍:MAXの91%以上
 ②トークテスト:1言しか話せない状態
 →練習全体の7割は有酸素運動とすべき

5.柔軟性
 運動前よりも運動後のストレッチ(静的ウォーミングアップ)が柔軟性高める効果大

6.運動前ウォーミングアップ
 ストレッチよりも動的(ヒールキック、スクワット、腕回し等)がよい

7.リハビリ
(1)ケガをした直後はRICE(Rest、Ice、Compression、Elevation)
(2)その後のリハビリではMICE(Mobilization、Ice、Compression、Elevation)

8.筋肉痛
 10度の水に5分以上浸かると筋肉が回復促進の可能性あり