良いトレーニング 無駄なトレーニング アレックス・ハッチンソン(草思社)
1.トレーニングの効果
(1)筋肉は3ヶ月のハード・トレーニングから効果が出る
(2)持久力がつくのは、最低6週間必要
→ただし、何れも細胞レベルでは数日後から効果が出る
2.健康維持
週5回、30分の運動を継続(10分から始めても良い)
3.最もパフォーマンスが高くなる時間
体温が最も高くなる午後6時前後
4.有酸素、無酸素運動のレベル目安
(1)有酸素運動
①心拍:MAXの79%以下
②トークテスト:長めの文章が話せる状態
(2)閾値
①心拍:MAXの80〜90%
②トークテスト:2、3言までなら話せる状態
(3)無酸素運動
①心拍:MAXの91%以上
②トークテスト:1言しか話せない状態
→練習全体の7割は有酸素運動とすべき
5.柔軟性
運動前よりも運動後のストレッチ(静的ウォーミングアップ)が柔軟性高める効果大
6.運動前ウォーミングアップ
ストレッチよりも動的(ヒールキック、スクワット、腕回し等)がよい
7.リハビリ
(1)ケガをした直後はRICE(Rest、Ice、Compression、Elevation)
(2)その後のリハビリではMICE(Mobilization、Ice、Compression、Elevation)
8.筋肉痛
10度の水に5分以上浸かると筋肉が回復促進の可能性あり