2013年以前のブックレビューも随時追加中

他者と働く 宇田川 元一(ニューズピックス)

1.ナラティブ(narrative)
(1)物語を生む出す「解釈の枠組み」の事
(2)各人が持っている「一般常識」のようなもの

2.対話とナラティブの溝を埋める方法
(1)まず「溝」(適応課題)があることに気づくこと
 この段階では、明確な問題にすら落とし込めていない状態だと知ること
(2)相手の「溝」を観察すること
(3)相手の「溝」を飛び越えて橋が架けられそうな場所や架け方を探る(解釈)
(4)実際に行動する事で、橋(新しい関係性)を築く
 この段階でやっと明確な問題(=技術的な問題)だと捉えることができている

3.総論賛成、各論反対の対応策
(1)互いに共通の新しい成果を設定する
(2)相手の見えていない問題を検証してやり、次の対話に繋げる

4.正論の届かない相手の対応策
(1)その相手以外の関係者を幅広くフラットに集められる会議(例:勉強会)を開催する
(2)自分自身の仕事を棚卸し、相手との分担を再構築する

5.対話しても結果が出ない時
 職場の内外に「相棒」を見つけておく