洞察力の原点 大前 研一(日経BP社)
1.とりあえず(ビール)はやめる
とりあえずテレビ、とりあえずだらだら過ごすといった
「とりあえず」の時間を一日の中で作ってはいけない
2.面白くない仕事はない
あるのは面白いやり方でやっている仕事と面白くないやり方をしている仕事だけだ
3.役に立たない人間はいない
役に立つ使い方をされている人間と役に立たない使われ方をしている人間がいるだけだ
4.考え方と収入の指数関数
人の二倍考えると人の10倍収入を得る(3倍考えれば、100倍稼ぐことができる)
5.人間が変わる三つの方法
時間配分、住む場所、付き合う人の三要素でしか人は変わらない
(決意を新たにしただけでは、人は変わらない)
6.へっぴり腰
人生も転びそうになったら、一度転んでしまったほうがよい
(いつまでも転ばないようにしてると、へっぴり腰でしか滑れなくなる)
7.メンタル・ブロック(思い込み)
メンタル・ブロック・バスターの考え方を身につけること
8.最初にとるメモは左下に(残りは大きくスペース)
左下を左目でよく見るため、右脳が刺激され、右上にある白いスペースに閃いたことが書ける
9.恨みっこなし
議論(discuss)とはdis(否定)+cuss(恨む)、つまり「恨みっこなし」で行うもの
10.アバウトとパーフェクト
(1)世の中にはアバウトで済むケースと100%に限りなく近くないといけないケースがある
(2)プロはその違いを早く認識して、手を打つことができる
11.プレゼン能力とはサマリを作る能力
ベストセラー小説を読んでなぜ売れたのかサマリを作ってみる
12.リーダーの役目
まず方向を決め、次に程度(スピード)を決めること