おとなの教養 池上 彰(NHK新書)
おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/04/09
- メディア: 新書
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1.教養(リベラルアーツ)
(1)人を自由にする学問
(2)すぐ役立つ事は専門学校で学べばよい(ビジネススクール)
→世の中に出て、生きる上で必要になる事を学ぶ
2.経済
(1)マルクス「資本論」
①「資本家と労働者は対等に取引」というのが前提
②資本家は労働者費用を下げることが利益となる
③資本主義批判はしたが、理想の社会主義は提示していない
(2)ケインズ革命
①財政赤字(国が借金)しても、何れは好景気になると考える
②累進課税(お金持ちにより多く課税する)
(3)フリードマンの新自由主義
①最低賃金制度の撤廃(雇用も市場に任せる)
②家賃統制(家賃の上限を決める)の撤廃
3.歴史
(1)進歩史観
理性、科学を重んじ、歴史は進歩しているという考え方(ガリレオ、ニュートンなど)
(2)唯物史観
資本主義が社会主義革命で終わるという考え方(一種の進歩史観)
4.日本人
(1)日本人の定義
1873年に国籍が決まり交付されてから(それ以前の日本に日本国籍はなかった)
(2)大和魂
後づけ(上からの押しつけ)の日本人のアイデンティティ
(3)様々な人の混血が日本人
琉球、アイヌ、薩摩など