2013年以前のブックレビューも随時追加中

おとなの教養 池上 彰(NHK新書)

1.教養(リベラルアーツ
(1)人を自由にする学問
(2)すぐ役立つ事は専門学校で学べばよい(ビジネススクール
 →世の中に出て、生きる上で必要になる事を学ぶ

2.経済
(1)マルクス資本論
 ①「資本家と労働者は対等に取引」というのが前提
 ②資本家は労働者費用を下げることが利益となる
 ③資本主義批判はしたが、理想の社会主義は提示していない
(2)ケインズ革命
 ①財政赤字(国が借金)しても、何れは好景気になると考える
 ②累進課税(お金持ちにより多く課税する)
(3)フリードマン新自由主義
 ①最低賃金制度の撤廃(雇用も市場に任せる)
 ②家賃統制(家賃の上限を決める)の撤廃

3.歴史
(1)進歩史観
 理性、科学を重んじ、歴史は進歩しているという考え方(ガリレオニュートンなど)
(2)唯物史観
 資本主義が社会主義革命で終わるという考え方(一種の進歩史観

4.日本人
(1)日本人の定義
 1873年に国籍が決まり交付されてから(それ以前の日本に日本国籍はなかった)
(2)大和魂
 後づけ(上からの押しつけ)の日本人のアイデンティティ
(3)様々な人の混血が日本人
 琉球アイヌ、薩摩など