2013年以前のブックレビューも随時追加中

執事だけが知っている世界の大富豪53のお金の哲学 新井 直之(幻冬舎)

執事だけが知っている世界の大富豪53のお金の哲学

執事だけが知っている世界の大富豪53のお金の哲学

 

1.資産の増やし方
(1)火をつけて燃えるものには投資しない
 ①金銭、株、債券、保険はNG
 ②普遍的価値があるのは不動産(土地)、金(Gold)
 ③最もよいのは特許(権利)
(2)投資の勝率は一割と心得る
 ①一割下がったら売る(損切り):10のうち9の商品はコレ
 ②上がったら、上昇角度が鈍りだしてもしばらく待ち、2回めの上昇角度鈍化で売る(売り抜け)
  →10のうち1つの商品で、残り9つの損切り以上の大儲けをする
(3)松竹梅なら梅を選ぶ
 ①一番安いものは一番下落率も低いから(逆に言うと一番高いものは一番下落率も高いから)
 ②人を雇う時も同じ(年俸2000万でヘッドハンティングするより年俸500万の新卒で4回チャレンジする)
(4)一般の投資商品は買わない
 新規公開株(IPO)を少し分けてもらえるよう銀行、証券会社と交渉する
 定期預金も店頭金利通りでなく上乗せ交渉する
(5)持ち家はなく中古物件を好む
 ①新築は買った途端に3割以上下がるもの
 ②価値が下がりにくい中古を安くリフォームし、改装費用以上の利益で売却する

2.人との付き合い方
(1)人付き合いは好き嫌いで決める
損得で付き合った人は、自分が失敗した時にすぐに離れていくため
(2)人脈とは(互いに)無理を頼める人の事
(3)自分よりワンランク上の人と付き合う
 会話や考え方を分析するため
(4)ご馳走するのはいいが、されるのは嫌う