業務改革の教科書 白川 克(日本経済新聞出版社)
1.変革を始める4つのP
(1)Purpose:目的が定まっているか
(2)Process:ゴールまでの道筋が明確か
(3)Property:道具、設備、施設、場所など用意できるか
(4)People:体制と役割をどうするか
2.トップの支援を事前に取り付ける
(1)制約条件を聞き出しておく(変革するのに○○するのはアリですか?)
(2)言質を取っておくことで、何かあったら頼ることができる
3.ノーミングセッション(リーダーがまず率直に話す)
(1)個人的な思い
(2)自分が得意なこと(頼ってもらいたいこと)
(3)自分が不得意なこと(皆にフォローしてほしいこと)
4.費用対効果分析
(1)定性効果(金額換算しにくい顧客満足、従業員満足度など)を無理矢理数値化しない
①統制(処理状況の可視化、点検精度均一化)
②セキュリティ(紛失リスク低減)
③営業展開(営業活動活性化)
④その他(事務ノウハウ集約と属人化解消、体制、役割変更)
(2)効果の大きい項目から定量効果の根拠を詰める
効果の小さな項目に対し、算出根拠を検討し、議論すること自体無駄