2013年以前のブックレビューも随時追加中

人生の醍醐味を落語で味わう 童門 冬二(PHP新書)

 

人生の醍醐味を落語で味わう (PHP新書)
 

1.道灌(お恥ずかしうございます)

(1)自分が出した回答、行動を卑下するような発言で、理不尽な上司などの相手に対しソフトな抗議を行う
(2)相手が理不尽に怒っている場合、相手に付き合わず、対応した自分の事を蔑んでおけばよい

2.酢豆腐酢豆腐は一口に限ります)
(1)嫌いなものを押し付けられた時、角の立たない断り方

3.剣道の達人
(1)達人は3本勝負なら相手(初心者)にまず一本を取らせる
(2)最初は相手の意見を聞き(一本取らせる)、その後に自分のウンチクを話す
(3)最初から自分の知識をひけらかすのは「知ったかぶり」、相手の意見聞いてから話すのが「物知り」

4.人間には自分だけの三畳間が必要(モンテーニュ
(1)一旦孤独になって自分を整え、もう一度社会、仲間の元へ戻ると良い
(2)明暗、プラスマイナス併せ持つ浮世(憂き世)から離れて、自分を見つめ直すのが必要
(3)自分を見つめ直して、今何が問題か、今後どうするのか深く考える
(4)孤独感を癒す

不安な未来を生き抜く知恵は、歴史的名言が教えてくれる 竹中 平蔵(SB新書)

 

1.リーダーの3条件

(1)自分で洞察する(将来を観る)ことができる
(2)説明する力のある(話の上手い)人(口下手はダメ)
(3)組織(チーム)全体を動かす力のある人

2.好機の捉え方
(1)好機は待つのでなく自ら作り出す
(2)普段から準備に努力していること

3.悲観主義は気分、楽観主義は意志(アラン)
 楽観主義をドライブさせるには、アーリースモールサクセス(早い時点で小さな成功事例を作る)が必要

4.一人当たりGDPの高い国
(1)ルクセンブルクノルウェー、スイス、シンガポール、香港と人口の少ない国
(2)人口が少ない方が国力として、得意分野を特化しやすい(日本の場合人口が多すぎるため、地方分権が解)

5.コンパスオーバマップス伊藤穰一
 案内図の地図はすぐ古くなってしまうため、目的地(何をしたいのか)を目指すコンパス(軸)が重要

6.チャンスは貯金できない(キッシンジャー
 東京オリンピックのような二度とないチャンス(機会)は、大きな締切(デッドライン)と捉えてみる

7.(重要な決定に)コンセンサスはさほど重要ではない(サッチャー
 コンセンサスに時間をかけ過ぎるのは、時間浪費の原因

幸せセラビー 斎藤 一人(KKロングセラーズ)

 

1.心とは

(1)ころころ変わるから「こころ」
(2)ここる(狭く凝り固まってしまう)から「こころ」
 →人も自分も許す(固まった心を「ゆるます」)事が必要

2.人生暗くなったら電気をつける
(1)人生落ち込んだ時にこそ、「何かいい事が起きそうだ」と心に電気をつける
(2)人生明るい時には、電気は不要

3.劣等感、心配はすべて恐れから出てくる
(1)恐れのない人生はない
(2)恐れを利用して人生を楽しむしかない

心が折れない働き方 岡野 雅行(青春出版社)

 

心が折れない働き方 (青春新書インテリジェンス)

心が折れない働き方 (青春新書インテリジェンス)

 

1.情報(インテリジェンス)が大事

(1)付き合いのある会社とは儲けも折半(そうすればまた情報→仕事がもらえる)
(2)調整役を入れる(自分だけで儲けようとしない) 

2.もらったら「倍返し」
 人から何か(お金、品物など)もらったら、必ず倍にして返す

3.業界のしきたり(既存勢力、既成ルール)には踏み込まない
(1)既存の業界の領域に踏み込まない形で仕事をする
(2)割の合わない仕事、難しすぎてできない仕事をあえてやる
(ただし、とびきりの腕とアイデアがないとダメ)

4.あまのじゃくでなく変わり者になる
 人の逆をするだけ(あまのじゃく)でなく、人の先を行くのが変人

5.国も銀行も信用しない

6.ツール(CAD)に縛られない
 図面(CAD)があるとそれだけのものしか作れなくなる

人生は負けたほうが勝っている 山崎 武也(幻冬舎新書)

 

人生は負けたほうが勝っている―格差社会をスマートに生きる処世術 (幻冬舎新書)

人生は負けたほうが勝っている―格差社会をスマートに生きる処世術 (幻冬舎新書)

 

1.説得の仕方

(1)相手を説き伏せてはいけない
(2)お互いに話したり相談したりする雰囲気にする
(そのためには一度騙されたと思って100%相手の意見を受け入れてみる)

2.寄付と偽善
 寄付の前に身近な義務を果たすのが先(隗より始めよ)

3.人並みと並外れの間を目指す
 自分の力量の少し上を目標とする

4.捨印は押さない
 契約書の実印を押した後に(契約内容訂正に備えて)欄外へ捨印を押すのはおかしい

5.変化は(必ずしも)進歩ではない
(1)とりあえず変更するのあ退歩の場合も多い
(2)マンネリの中に良いものを守り続けている内容もあり