一瞬でYESを引き出す心理戦略 DaiGo(ダイヤモンド社)
1.企画書の通し方
(1)言いたいことは3〜10回は繰り返して使用する
どんな言い方が相手にもっとも伝わるかわからないため、言い方を変えて繰り返し表現すること
(2)解釈の自由を残した資料にする
「たたき台」の資料を提示する事で、相手のニーズを引き出すことができる
(3)相手がわからない場合、企画書は3種類用意する
①理詰めを好む人 シンプルかつ論理的にまとめた資料を提示
②感情、情緒に訴えるものを好む人 街の声、企画立ち上げの背景などドラマチックにまとめた資料を提示
③データ重視な人 検証結果やグラフなどふんだんに載せた資料を提示
2.プロスペクト理論(ダニエル・カーネマン)
(1)人は得をする局面では確実性を重視し、損をする局面ではバクチに出る
(2)人は得をする喜びよりも損をする悔しさの方が強い
3.ゴルディロックス効果
(1)商品情報が少なく、2つの価格しかない場合、価格の安いものを選ぶ
(2)商品情報が少なく、3つの価格しかない場合、真ん中のものを選ぶ
4.リスクリバーサル
顧客が商品を買う際に感じる不安やリスクを、
売る側がかわりに引き受けることで買いやすい環境を作ること
(例;効果がなければ、全額お返しします)
5.全体を見るためにも、まず行動が先
全体を効率よく見るには、まず行動した方がよい
(例:人物画のパズル:全貌をただ眺めているよりも、まず一部分(口だけ)でも作ってみた方が、次に進みやすい)
6.集中力のない本当の理由
何をやっても続かない(今やっている事と別の事をしたくなる)のは、現実逃避の心理が働くから
7.場所を移動するとアイデアが浮かびやすい理由
海馬にある場所ニューロンが場所を移動すると活性化し、過去の記憶が刺激されるため