ウザい話し方 五百田 達成(PHP文庫)
(1)実際に行動する前にできなかった時の言い訳を前もって話す(予防線)行為
(2)行動した結果うまくいけばラッキーだし、うまくいかなくとも予想通りのため、どちらが起きても批判されない
2.「あなたのために」と思って説教する人はいない
(1)他人に注意するのは、本当は自分が不快だから
(2)発言が利己的だと思われたくないため、「あなたのため」と言い訳して、利他的な発言のふりをする
3.自分の興味ある事が相手も興味あるとは限らない
自分が面白いと思った話ほど、相手にとっても面白い話かどうか気をつけて話すこと
4.悪口はよいが陰口はよくない
目の前の人に対してネガティブ発言するのはよいが、相手のいない所で悪口(陰口)してはいけない
5.あいづちがワンパターン(例:「なるほど」ばかり言う)
(1)あいづちがワンパターンな人は、まともに聞いていないか、自分が話したいだけ
(2)「どう思う?」とあいづちしている相手に話をバトンタッチしてみるとよい
6.ほめられてもいつも謙遜する人
謙遜するより相手をほめる(ほめられたら、ほめ返す)のがよい
7.評論家のようにほめる人
(1)技術的にほめる事ができる人は、自分がその資格(能力)がある人だけ(例:営業力ありますね)
(2)感情的にほめるのは誰でも語る資格がある(例:それは凄い)
8.傷つきやすい人
傷つきやすい分、良い事、ほめられたことにも敏感に反応してみるとよい(おめでたい人になった方がよい)
9.悩み相談を受けた時の対応
(1)アドバイスしない(解決策は悩んでいる相手に見つけさせる)
(2)問いたださない(相談内容が曖昧でも我慢して、まずは気持ちを共有すること)
(3)相手の気持ちだけを想像する(他のことは考えない)
10.受け身な人の口癖
(1)飲み会に誘われた後に「ありがとうございました。また誘ってください。」
誘ってくださいではなく、「次は私が企画します」と言うべき。
(2)何を頼んでも「どうすればいいの?」と延々質問が続く
自分の想像力や意志を付加してから、相手に質問を返すべき。
11.前置きが長く要件を言わない人
言わないのでなく、言えない(整理されていない)人の場合、まとめて言えるよう誘導してあげると良い
12.自己防衛的な人の口癖
(1)私って○○的(○○派)な人なんです(だから、△△はダメなんですと言いたい)
自分の事は主張して認めてもらいたい、でも嫌われたくないため自分以外も同じ人はいるよと意見をぼかしている
(2)ですよね、じゃないですか
同意を強要し、反論を許さない雰囲気を出そうとしている