2013年以前のブックレビューも随時追加中

世界一カンタンな人生の変え方 高田 晋一(サンクチュアリ出版)

 

自己啓発の名著から学ぶ 世界一カンタンな人生の変え方 (Sanctuary books)

自己啓発の名著から学ぶ 世界一カンタンな人生の変え方 (Sanctuary books)

 

1.限界効用逓減の法則
(1)最初に良い出来事が起きたときが最も素晴らしいと感じ、
  それ以降同じ出来事が起きても、最初の感動はだんだん薄れてくる傾向がある
(2)最初の感動と比較しても感動を薄れさせない手段
 ①時間的間隔を空ける(例:高級料理メニューでも毎日食べると飽きるから、記念日だけ食べるようにする)
 ②少しずつ変化させる(例:同じ高級料理店でもオーダーするメニューを少しずつ変えてみる)
(3)明日の幸せを科学する(ダニエル・ギルバート)

2.真の幸福(タル・ベン・シャハー)
(1)喜びと意義の両方を共に満たすこと
 今現在の利益が「喜び」、未来の利益となるのが「意義」
(2)喜びと意義のどちらが欠けても真の幸福をもたらしてくれない
 ①今「喜び」が得られていても「意義」のない事(例:ジャンクフードは今の喜びは得られるが、意義なし)
 ②意義があるとわかっていても、今「喜び」が得られないもの

3.ABCDEモデル(マーティン・セリグマン)
(1)困った状況(Adversity)を書き出す
(2)その時の思い(Belief)、その結果したこと(Consequence)を書き出す
(3)その後に反論(Disputation)材料を考えてみる
(4)自分を元気づける(Energization)
(5)Dに行くまでのキッカケとして自分にツッコミを入れるクセをつける

4.トリプルカラム法(デビッド・D・バーンズ)
(1)ノートに今の気持ちを書く
(2)書いた内容に認知の歪みがないか検証する
 ①オール・オア・ナッシングで考えていないか
 ②過剰な一般化していないか(例:自分はいつも失敗している)
 ③拡大解釈していないか
 ④レッテル貼りで考えていないか(例:自分はバカだと思われている)

5.4つのエネルギー管理術(ジム・レーヤー)
(1)肉体、情動、頭脳、精神のエネルギーを管理する
(2)ネルギーを思い切り消費して十分に回復させる
(3)現実的な楽観主義を身につける
(4)他者への関わりと自分への思いやりのバランスをとる

6.承諾誘導(相手にYesを言わせる)(ロバート・B・チャルディーニ)
(1)返報性(人は親切にされるとお返しをせずにはいられない)
(2)コミットメントと一貫性(軽くでも賛成の意思表示をさせる)
(3)社会的証明(他の人も賛成だよと示す)
(4)好意
(5)権威
(6)希少性(決断する時間や数が限られている事を示す)

7.人間の4種類の気分
(1)平静かつエネルギーあり(最も良い)
(2)緊張かつ疲労(最も良くない)→軽い運動、ストレッチ
(3)平静かつ疲労
(4)緊張かつエネルギーあり