2013年以前のブックレビューも随時追加中

毎日定時で帰っても給料が上がる時間のつかい方 井ノ上 陽一(サンマーク出版)

 

1.人生は3万円が一日1円ずつ減っていく

 人生80年とすれば3万日のため、財布にある3万円が一日1円ずつ減っていく感覚を持つ

2.ムダ仕事のやめ方
(1)誰にも言わずこっそりやめること(上司に確認しても続けることを選択させられるだけ)
(2)やめた後に誰にも迷惑がかからなければ、本当にムダな仕事だったという事
(3)やめた後に空いた時間を使って得られた成果があり、人に説明できること

3.スタートダッシュ、ラストスパートはあえてしない(マラソン的に考える)
(1)スタートダッシュ(新年度、月曜日、朝一など)してもその後スタミナ切れで、トータルの仕事効率が下がる
(2)ラストスパート(年度末、月末など)で間に合わせるよりも、普段からスケジュール通り質を高めて仕事をすべき
(3)ダッシュすべきタイミングは、スタート、ラスト以外にもある(重要な仕事のタイミングでダッシュはすべき)

4.「どこで」仕事してもよいが、「いつでも」仕事をしてはいけない
 仕事がやれる環境ならどこでやってもよいが、仕事をする時間は決めておくこと(メリハリをつける)

5.スキマ時間よりまとまった時間を作る
(1)質を高めたい仕事は1、2時間の集中できる時間を作って取り組むべき
(2)どうしても生まれるスキマ時間(通勤、移動中など)は使い方を決めておく(例:読書など)

6.ポモドーロテクニック
 25分仕事、5分休憩のサイクルでタスクを進める

7.めんどくさい仕事の対処方法
(1)他人が面倒だが、自分は面倒でない仕事
 他人に貢献できるポイントなので、率先してやる
(2)他人が面倒でないが、自分は面倒な仕事
 他人(自分以外にできる人)に任せる
(3)他人も自分も面倒な仕事
 本来はやめるべき仕事(例:形骸化した報告書、会議)
(4)他人も自分も面倒でない仕事
 理想的(特に対処する必要なし)