2013年以前のブックレビューも随時追加中

気づく力 畑村 洋太郎ほか(プレジデント社)

 

気づく力 (PRESIDENT BOOKS)

気づく力 (PRESIDENT BOOKS)

 

 

1.気づく力

(1)100%全力で頑張らないこと

 気づき(思考の柔軟さ、視点の豊かさ)を確認するために、自分のモノの見方をメタ認知してみること

 ①部分的に要素分析しているのか②機能的な関係性に着目しているのか③上位概念による推論なのか

(2)補助線で気づく新領域開発事業分析

 今、どんな状態か、これからどうするかを考えてみる

 ①ニッチ(間際)②フュージョン(融合)③トランス(横断)④インター(際)⑤メタ(上位)⑥フロンティア(先端)

 

2.考える力

(1)年をとっても脳細胞は増殖する

 ①毎日10万個も死滅しているばかりではない

 ②海馬は好奇心刺激で増殖、ストレスで減少する

(2)考え方の3つのタイプ

 ①物事の正否を考える:科学者、受験生

 ②物事の適否を考える:ビジネスパーソン

 ③物事の当否を考える:法律家、役人

(3)3What3W1Hで考える

 ①3What(そもそも問題とは何かの定義、何が起きているのか、このままだと何が起きるのか)

 ②3W(Whyなぜそうなのか、その理由に対しWhenいつ、Whereどこで起きているのかで解決の糸口を探す)

 →Whyで考えた後、①のWhat(論点)がずれてきたら見直すこと

 ③1H(Howで解決案を探す)

(4)KISSアプローチ(Keep it simple,stupid)

 単純に簡単に考えてみる