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話し方にもっと自信がつく100の法則 太田 龍樹(中経出版)

 

話し方にもっと自信がつく100の法則

話し方にもっと自信がつく100の法則

 

 1.会議(ディベート)の進め方

(1)「後出し」は禁止

 ニューアーギュメント(新しい議題、論点)を後出しするのは禁止

 例:A社と提携すべきかどうかの議論で、提携しない派が最後にB社ならよいと持ち出す

(2)10人いたら6人から支持を得られれば成功と心得る

 人との付き合い方も同じ 

 

2.カウンタープラン

(1)代替案は原案との類似性と同時実行性のないこと

(2)似ていたり、原案と同時に実行できるなら、原案と代わり映えしない

 

3.PREP(プレップ)法

(1)以下の順に話すと構成が相手に伝わり、主張が通りやすくなる

 ①主張したいポイントを述べる(Point)

 ②その理由を述べる(Reason)

 ③具体例を添える(Example)

 ④もう一度主張したいポイントを念押しする(Point)

 

4.Noの言い方

(1)内容、タイミング、相手を見極める(田中元首相)

(2)言っていいこと悪いこと、言っていい時悪い時、言っていい人悪い人

 

5.自己誇示と自己卑下

 誇示(長所を話す)と卑下(短所を話す)は6:4よい(中村雅彦)

 

6.会話の3要素

 ロゴス(論理)とパトス(情熱)の両輪をうまく回して、エートス(人間的魅力)を目指す