Smily Books Blog

「すまいりブックレビュー」から引っ越しました。

「すまいりブックレビュー」(2013年まではこちら)

ヤバい集中力 鈴木 祐(SBクリエイティブ)

1.報酬感覚プランニング
(1)デイリータスク選択
 今日手を付けないといけないタスクを2,3つピックアップ
(1つのタスクは長くても2〜3時間で終わるもの、一日のタスク数は最大でも5つまで)
(2)タスク実行時に発生しそうなトラブルとその対策を決めておく(ネガティブ思考とポジティブ思考はセットで用意する)
(3)いつどこでタスクを行うか決めておく
(4)どうやってタスク実行するか(具体的なプロセス)決めておく

2.儀式(毎回のルーティン)
(1)達成バイアス
 重要な仕事があるのに、ついつい簡単に終わる重要でない作業から始めてしまうこと
 ①「朝一番にカエルを食べろ!」(難しく重要な仕事から始めろ)がこれまでの定説
 ②達成バイアスはうまく利用した方がよい(ドーパミンが高まり、タスクの全体量が上がるため)
(2)1日のはじめ
 5分前後で片がつくタスクを行うこと(次の仕事へのパワーブースターとなる)
(3)記録をつける
 ①記録をつけると自己効力感(自分は継続できる人間だと信じることができる)が生まれる
 ②目標(ゴール)にマッチした記録をつける
  例1:体重を減らしたいなら体重のみ記録(食事の回数、内容は記録しない)
  例2:運動を続けたいなら、ジムに行った日数だけを記録(サボった回数は記録しない)
 ③記録は最低2ヶ月続けること
(4)小さな不快を継続させ、心の筋トレを継続する(例:利き手でない手でマウスを操作する)
 ①誘惑に耐えたという小さな成功体験が、自己への信頼感を育み、人生のコントロール感覚を高める
 ②成功率8〜9割程度の軽い難易度のものを選ぶこと(あまりに難易度が高いのはNG)
 ③5のルールで続けてみる(あと5回、あと5分、あと5ページetc..続けてから休むと言い聞かせる)
(5)儀式の連鎖
 ①一つの儀式(ルーティン)が確立したら、その次に行うべき作業を儀式として繋げていくと良い
 ②前に行った儀式の完了を次の儀式のトリガーにする
(6)儀式定着の目安
 ①最低でも週4回、それを6週間継続しないと定着(習慣化)しない

3.セルフイメージの書き換え
(1)自分オリジナルの肩書きを付けてみる(例:報酬感覚プランナー)
(2)セルフトーク(独り言)
 ①作業すべき事のみ指示する内容でつぶやくこと
 ②「大丈夫、調子がいいよ」といった意欲だけのつぶやきは効果なし

4.デタッチドマインドフルネス
 遊びたい、めんどくさいといった感情から切り離し(距離をおいて)ひたすら観察する行為

5.セルフ・アクセプタンス
(1)失敗、悩み対処法
 ①友人が自分にどんな言葉をかけるか想像し、メモに書き出してみる
 ②今回の失敗、悩みだけで自分は生まれつきダメだと証明する事になるのか?と自問してみる
(2)1日の中で過去の失敗、悩みを思い出す時間帯を決めておく(最低2分自己批判なしで実施)

模倣の経営学 井上 達彦(日経BP社)

模倣の経営学 (日経ビジネス人文庫)

模倣の経営学 (日経ビジネス人文庫)

 

1.メタファー(Metaphor)
(1)Meta(〜を越えて)、phor(運ぶ)
 →ある世界から別の世界へ境界を超えて運ぶ
(2)修辞学的メタファー(例:すし詰め状態)
 未知のことを既知の例えで説明すること
(3)認知的メタファー(なぞかけ)
 馴染みのない例えで馴染みのあることを説明する(〜とかけて、・・と解く。その心は〇〇)

2.ビジネスモデル
(1)キヤノン(インストールベース型)
 消耗品やサービスから高収益を上げている
(2)楽天市場(プラットフォーム型)
 出店料を抑えて(仮想)商店を増やす一方、買い物にポイントをつけて購買促進させている

3.探索
(1)観察(ありのままに見る)
(2)探索(遠い世界を見に行く)
(3)教師(誰をどう真似るか)

4.分析
(1)P-VARフレームワーク
 ①Position(どの業界、どの事業でビジネスするか)
 ②Value(提供している顧客価値は何か)
 ③Activity(収益(課金)と投資(業務活動)の仕組み)
 ④Resource(経営資源
(2)ヤマト運輸のP-VAR分析(1980年当時)
 ①Position(商業貨物→一般顧客宅配に参入)
 ②Value(全国どこでも翌日配送、わかりやすい料金体系)
 ③Activity
  緊密連携した運送業務(取次店で集荷)
  常に荷物を集荷し配送する(配送システムを遊休化させない)
 ④Resource(ハブ&スポークの全国輸送ネットワーク)

5.守破離(ギャップを越える複眼モデリング
(1)現状分析(課題の明確化)
(2)(お手本の)探索と参照
(3)理想モデルの設計
(4)現状とのギャップ抽出
(5)変革実行(矛盾の解消)
(6)例1:スターバックス
 ①現状分析(課題の明確化)
  食料雑貨店だった
 ②(お手本の)探索と参照
  ヨーロッパのカフェ
 ③理想モデルの設計
  第3の場所(くつろぎと交流)
 ④現状とのギャップ抽出
  サービス実現方法
 ⑤変革実行(矛盾の解消)
  くつろげる雰囲気作り(直営店、従業員との信頼)
(7)例2:ドトール
 ①現状分析(課題の明確化)
  昭和の喫茶店だった
 ②(お手本の)探索と参照
  ヨーロッパのカフェ
 ③理想モデルの設計
  150円の立ち飲みカフェ
 ④現状とのギャップ抽出
  収益性確保
 ⑤変革実行(矛盾の解消)
  回転率重視(一等地、セルフサービス、労働機械化)

苦しかったときの話をしようか 森岡 毅(ダイヤモンド社)

1.「わかる」ということ(Self Awareness)
(1)何がわかっていないかがわかる事が「わかる」ということ
(2)自分が考えてわかる事とわからない事の境界がどのあたりにあるかが把握できること
(3)自分がわからない領域の範囲と程度(量と質)の感触・想像ができること
(4)何をすればわかるようになるかも想像できること
(5)今わからなくでも、現在やれることはやっていると納得できること(安心・心の安定に繋がる)
(6)経験がないから新しい事に踏み出せないのでなく、(1)〜(5)のように考えていないため、不安になっているだけ

2.自分の宝物(得意なもの)の磨き方
(1)得意な事は自分の中では特別(オンリーワン)かもしれないが、社会に出た途端、他人との相対評価にされされる
(2)オンリーワンのものであっても、ナンバーワンに向けて磨き続けないと意味がない
(3)ただし、最後は他人との競争でなく自分(自己保存)にある本能の力を磨くこと

3.自分の強みの見つけ方
(1)何をしてどんな状態なら自分が幸せか想像してみる(ただし、誰もが好きな「寝る」「食べる」等は除くこと)
(2)今までの人生でやってきた事の中で好きな事を動詞で書き出してみる
(3)TCLでカテゴリ分けしてみる
 ①T:Think 考える事が好き
 ②C:Communication 話すことが好き
 ③L:Leadership 世話好き、変化を起こすのが好き

4.自分のマーケティングの考え方
(1)伝え方(How)よりも伝える中身(What)の方がはるかに重要
(2)考える順番は①、②、③の順
 ①誰に伝えるのか(Who)
 ②何を伝えるのか(What)
 ③どうやって伝えるのか(How)
 →①、②をしっかり考えていれば、③は自分の言葉で伝えればよいだけ
 →逆に②が弱いと③で悩むことになる

となりの家のざんねんなお金の話 横山 光昭(あさ出版)

となりの家(うち)のざんねんなお金の話

となりの家(うち)のざんねんなお金の話

 

1.高額所得者のメタボ家計(年収1000万でも貯蓄ゼロ)
 いくらでも膨らむ食費、教育費にお金がかかっているため

2.収入は3つに分ける
(1)消費70%、浪費5%、投資25%で振り分けられると良い
 貯蓄が少ないうちは、15%は貯蓄(投資は10%まで)
(2)投資を始めるのは月収の7.5ヶ月分(例:月収60万なら450万)の貯蓄ができてから
 投資に必要な3つの袋を持つ
 ①使う袋(生活費用)
  手取り月収の1.5ヶ月分入れておく
 ②貯める袋(失職、病気等の万が一用)
  手取り月収の6ヶ月分入れておく
 ③増やす袋(運用向けの余剰資金)
  手取り月収の6ヶ月分入れておく

3.教育費は収入の10%以内にする(例:手取り月収60万なら月6万を教育費の上限とする)

4.支出を減らす3つの方法
(1)食費
(2)通信費(スマホ等)
(3)保険の見直し

感動する説明「すぐできる」型 犬塚 壮志(PHP研究所)

カリスマ予備校講師が初公開!  感動する説明「すぐできる」型

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1.つまらない話の4パターン
(1)「は?」(話自体がわからない)
 認知の壁がある→「知らなかった事を今知った」と思わせて感動させる事
(2)「別にいいや」(話の内容は自分には関係ない)
 私事の壁がある→「他人事だと思ってたら、自分事だった」と思わせて感動させる事
(3)「そうは言ってもね」(話に自分も関係するが、自分にはできない、好きでない)
 獲得の壁がある→「今すぐ必要だ」と思わせて感動させる事
(4)「知ってるよ」(話は知ってるし、自分もやってみた)
 越える壁がない(対策なし)→聞き手のプロファイリング(知識レベル、理解度)を把握し、回避するしかない

2.対比させる
(1)ギャップを数値で示す(例:偏差値24でも医学部に受かる)
(2)平均値で示す(例:日本人の平均年収は432万円です)

3.因果関係で示す
(1)遠い因果関係で示す(例:ヨーロッパのルネサンス錬金術から始まったかもしれない)
(2)正しい原因で示し直す(間違い例:数学が苦手だから化学の計算問題も解けない→正しい例:問題文の読解力がないから数学も化学も応用問題だと解けなくなる)
(2)因果関係を逆転させる(例:やる気がないから勉強できないのでなく、勉強をまずやってみれば、やる気は後から出てくる<作業興奮>)

4.原因のパターン(見つけ方)
(1)取り違え(AだからBでなく、A’だからBだった)
(2)真因が複数あった(AだからBでなく、原因1と2がA、Bどちらにも影響させていた)
(3)原因と結果が相互作用していた(AだからB、だけでなくBだからAでもあった)

5.カットダウン(聞き手に必要なものだけに絞って説明する)→情報量を減らしながら質は落とさない説明
(1)抜粋する(優先して知ってほしい事だけ説明→ただし、なぜ優先順位が高いのかの理由説明も合わせて必要)
(2)要約する(結論だけをまとめて説明)
(3)抽象化する(例:ナトリウムは電気を流す、鉄も電気を流す→金属は電気を流す)

6.抽象化の(説明する時の)使い方
(1)分類(カテゴリー、ジャンル分け)(例:ナトリウム、鉄それぞれの説明をするのでなく、金属として分類してから説明を始める)
(2)テーマ、コンセプト(例:本論の説明の前に、何の説明か、目的、背景を説明する)
 →コンセプトを伝える=相手に1枚の絵(イメージ)が浮かばせる事

7.希少性
 自分の常識が希少性である事が多い(例:自分の会社、業界、職種の常識が他人にとっては希少性高い情報)