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すいません、ほぼ日の経営。 川島 蓉子/糸井 重里(日経BP社)

すいません、ほぼ日の経営。

すいません、ほぼ日の経営。

 

1.事業
(1)予算の名前もつかなくても、プロジェクトは始めてしまう
(2)ただし、それが本当に「おもしろい」かどうか発起人は深掘りしておくこと
(3)マーケティングもしない(その代り、しつこく自問時し続ける)

2.人
(1)労働時間と良いアイデアの数は比例しない
 ①机に長く向かえば必ずアイデアが出るとは限らない
 ②集中しない方が良い考えが生まれることもある
(2)インディペンデントデー(毎週金曜、一人で考える)
(3)社員全員がルールを守るだけの会社は目指したくない
(4)個別のハンデ(例:子育て)ある人に対し、他の人が意地悪しない会社にしたい(社会と同じ)
(5)「誠実」を大事にする(誠実とは姿勢のこと)
 ①貧しくても、不勉強でも誠実であることはできる
 ②「誠実」であること=「信頼」を得る方法(ただし、それが目的となってはいけない)
(6)「貢献」を大事にする(貢献とはよろこびのこと)
 ①人を喜ばせ、自分も喜ぶことができる、新しい機会を得る
 ②ドラッカーの言う「成果」と同じ

3.組織
(1)行動指針「やさしく、つよく、おもしろく」
 ①やさしく
  相互に助け合い、生かす(これがないと会社が社会に受け入られてもらえない)
 ②つよく
  アイデアを現実に変える力
 ③おもしろく
  新しい価値を生み出す力