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一流の人は、本のどこに線を引いているのか 土井 英司(サンマーク出版)

一流の人は、本のどこに線を引いているのか

一流の人は、本のどこに線を引いているのか

 

1.会計、ファイナンス
(1)損益計算書は上から大切な順に並んでいる
(2)売上高(お客様)→売上原価(取引先)→販管費(従業員)→営業外損益(銀行)→税金(国)→当期純利益(株主)

2.マーケティング
(1)究極のマーケティングセーリング不要
(2)営業に力を入れている経営者(の本)は疑いあり

3.オペレーション
(1)従業員の働き方(例:トヨタ自動車)に無駄をなくす事(カイゼン
(2)重要だが、無駄をなくす方法自体はマニュアル化できない(他社にはなかなかマネできない)

4.「わからない」ことのメリット
(1)わからない事が頭の中に蓄積されると、そのうち無意識に自然に答えを引き寄せ始める
(2)ある時急に理解できるたり、人から教えてもらえたりする

5.ABC分析
(1)Aランク(売れ筋商品)、Bランク(ほどほど売れる商品)、Cランク(自社しかない=他店では買えない商品)に分析
(2)Aは他店でも扱う商品(差別化できない)だが、売上があるため無視できない
(3)Cを見つけることがポイント
 →ただし、Cの売上が増すと他店でもマネを始め、すぐにBになってしまう
(4)Aは他店より若干高い値付けをしておき、Cといっしょに買ってもらう戦略