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人生の醍醐味を落語で味わう 童門 冬二(PHP新書)

 

人生の醍醐味を落語で味わう (PHP新書)
 

1.道灌(お恥ずかしうございます)

(1)自分が出した回答、行動を卑下するような発言で、理不尽な上司などの相手に対しソフトな抗議を行う
(2)相手が理不尽に怒っている場合、相手に付き合わず、対応した自分の事を蔑んでおけばよい

2.酢豆腐酢豆腐は一口に限ります)
(1)嫌いなものを押し付けられた時、角の立たない断り方

3.剣道の達人
(1)達人は3本勝負なら相手(初心者)にまず一本を取らせる
(2)最初は相手の意見を聞き(一本取らせる)、その後に自分のウンチクを話す
(3)最初から自分の知識をひけらかすのは「知ったかぶり」、相手の意見聞いてから話すのが「物知り」

4.人間には自分だけの三畳間が必要(モンテーニュ
(1)一旦孤独になって自分を整え、もう一度社会、仲間の元へ戻ると良い
(2)明暗、プラスマイナス併せ持つ浮世(憂き世)から離れて、自分を見つめ直すのが必要
(3)自分を見つめ直して、今何が問題か、今後どうするのか深く考える
(4)孤独感を癒す