2013年以前のブックレビューも随時追加中

すべての仕事は「問い」からはじまる 大嶋 祥誉(SBクリエイティブ)

 

すべての仕事は「問い」からはじまる たった1秒の「問題解決」思考

すべての仕事は「問い」からはじまる たった1秒の「問題解決」思考

 

1.持ち時間が1時間なら、55分は問題の本質発見に使い、残り5分で問題を解決する(アインシュタイン

2.問いの効用
(1)バラバラの情報をまとめ、核心に近づく問い(そもそも一番にやるべき事は何?)
(2)枠のある問いで逆に発想を広げる問い(30代がお金を使いそうな物は何?)

3.問題解決させる問いの順番
(1)Where(どこに問題があるの?)
 ①Whereを発散→収束させて問題の本質(イシュー)をつかむ前にすぐにWhy、Howを考えない
 ②問題の本質がズレたままWhy、Howを行っても問題は根本解決しない
(2)Why(なぜそうなってるの?)
 Whyを飛ばしてすぐにHowを行わないこと(ピントを外した対策になってしまう)
(3)How(どうしたらいい?)

4.Pain or Gain(痛みを取り除くか、効果が得られるか?)
 マイナスを抑えるのか、プラスを得るのかどちらのメリットがあるのか見極めること

5.人生の質を高める
(1)五感の違和感を大事にする
 ①頭で考える前に視覚、聴覚などで受け取った違和感を大事にする事(気のせいと片付けない)
 ②例えば、頭で「もう1時間仕事しよう」と考えていても、身体が疲れの信号を出している時には休むこと
(2)筋力をつけること
 ある程度、自分の筋トレ習慣のある人は意志力も強くなる
(3)深刻な問題であるほど、一度離れてみる
 思考のデトックスをする事で、クリアな思考で正しい答えが見つかる(もしくはその問い自体不要だとわかる)
(4)定期的に振り返ること
 ①毎月でよいから目標と結果を振り返る
 ②毎月振り返る習慣ができると、毎週どれくらいやるべきか(気づき)がわかってくる