2013年以前のブックレビューも随時追加中

分類脳で地アタマが良くなる 石黒謙吾(KADOKAWA)

 

1.分類を始める前にその対象範囲を俯瞰して考えること

(1)そもそも何を分類しようとしているのか、その全体像は見えているのか意識する
(2)分類する作業を行う前の前準備や段取りを考える
(例:引っ越しの準備で梱包作業をいきなり始めると、梱包したダンボールを置くスペースがなくなってしまう)
(3)分類作業をエア(脳内で仮想イメージ)でやってみる

2.俯瞰の仕方(横方向への思考法)
 ぼんやり考え、発想した事を突き詰めない

3.分類することのメリット
(1)分類したものを使う時の実作業の前準備となる
(2)分類(分ける)した結果を見ることで、自分の中のロジック(考え方)を再認識できる
(3)普段から分類していると自分なりの基準が確立し、何を選択するのにも迷いがなくなる

4.分類のやり方
(1)既にうまく分類されているものを見つけ利用する

5.絶対化と相対化
(1)相対化(他人と比較しながら進めるもの)
 人とのコミュニケーション
(2)絶対化(他人と比較しないもの)
 ①価値観(自分の幸福感、満足感など)
 ②性格分析(エコグラム)はあくまで自己を他者と相対化している作業