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不安のしずめ方 加藤諦三(PHP研究所)

 

不安のしずめ方―人生に疲れきる前に読む心理学 (PHP文庫)

不安のしずめ方―人生に疲れきる前に読む心理学 (PHP文庫)

 

1.不安の種類

(1)現実的不安:現実として不安な状況になっている
(2)神経症的不安:まだ現実に起きていない事で不安になる(例:将来の不安)

2.不安からの逃避行動
(1)迎合、服従
(2)攻撃的性格
(3)ひきこもり

3.不安にさせるおかしな人は切り捨てること
 不安な時は人間関係を見直し、自分に不安を与え、本当に守ってくれない人は切ること

4.不安の構造
(1)自分に嘘をつく(自分が不安、不幸なのに「そうじゃない」と無理に言い聞かせている)
 →自分の価値観が脅されたくないための「不安回避」行動
(2)現実をありのまま見ず、自分の理想ばかり見ている(外化)
 →悪いのはいつも自分以外の世界(他者とコミュニケーションできない)
(3)自分の独自性(私だけは特別)ばかり主張する
 →実は自己実現して生きていない

5.幸せな人はわざわざ「私は幸せ」などと人に言わない
 本当にそれを感じている人は「私は○○だ」とは人に話したりしない(例:「自由」)

6.家族、親類の世界(子育て、親の世話)から逃避したがっている若者が増えている
(1)現実の責任から逃げたい(友達さえいればいい)というカルト的な行動
(2)日本の少子化の原因

7.不安な時は、自分の価値観を見直す(人格の再構成)タイミングだと思うこと

8.不安とは「生きる」に対して間違った脳の活動

9.不安な人にまず必要なのは癒やされる言葉
(1)不安な時、解決する具体的な対策やアドバイスが最初に必要ではない
(2)まず最初に必要なのは不安を共有してくれる人、言葉である

10.逃げの努力をしない

 無理に明るく、真面目に振る舞うのは不安から逃げているだけ

11.周囲の人に気に入られなくてもよしとする(他人に対し、「ノー」と言うこと)

(1)「ノー」と言わずに逃げていると、いつまでも不安は消えない
(2)言葉だけで具体的には何もしてくれない人との関係は切ること

12.自分が何が欲しいのか確認すること
 自分が欲するもの(例:今何が一番食べたいのか、どんな歌が聴きたいのか)を確認してみること