ポジティブの教科書 武田 双雲(主婦の友社)
ポジティブの教科書―自分も周りの人も幸運体質になる3つの基本と11の法則
- 作者: 武田双雲
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2013/11/29
- メディア: 新書
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1.会社が経営破綻した時の再建方法(稲盛和夫)
他人のせいにしない(社長含め全社員各自が半年間考え抜く)
2.自分のヤル気(才能)が出てきたら、遠慮しないこと
3.忙しいではなく「充実している」、暇の代わりに「ゆとり」と言うこと
常にゆったりした心で、一つ一つに集中しているのが良い
4.世の中は「どうにもならない」か「どうにかなる」かわからないグレーがほとんど
グレーなものを決めるのは自分の価値基準(本当に心の底からやりたいかどうか)しかない
5.心の調子が良いと思ったら、反省する
(1)心の調子が良い時は、自分を責めずに客観的に原因を考えられる
(2)心の調子が悪い時は自分を責め出すので、無理せず調子が良くなるまで待つこと
6.嫉妬(相手を意識する、比較する)心を利用する
(1)人と自分を比較してしまう「能力」をうまく活かす方法を考えること
(2)伸ばせる部分と伸ばせない部分を自己分析すること
7.力は抜いて、気は抜かない
1分間瞑想する
(例:最初にどこか1点を見つめボーっとしてから、目をつぶり宇宙に浮かぶ地球を思い浮かべる)
8.心配、不安の解決法
(1)自分や自分以外の対象への心配事(ネガティブイメージ)は受け入れてから祈り、感謝へ変換が必要
(2)良いイメージを送る(心配事の対象に感謝する)方にゆっくり変換すること
(3)寝る前や風呂で、親、先祖、家族など全てに感謝すると良い
(4)今生きていること(朝食を食べる、歩く時の足の感触、散歩で見る、聴くなど)を味わうと全てに感謝の念が生まれる
→感謝とは恩返ししたくなる心の事
9.悪い習慣をやめるためには新しい良い習慣を始めること
自分の好きなこと(例:タバコ)をやめるために、もっと自分の好きな事(例:筆で書くこと)を始めてみる
10.マニフェスト(自分の大きな目標)の叶え方
感謝の言葉と共に過去形で書いて、見える場所に貼りだしておく
11.困難の乗り越え方
(1)そもそも乗り越える必要があるかどうか確認する
間違った執着をしているだけなら、乗り越える必要なし
(例:付き合う必要のない人と付き合っている、する必要のない仕事をしている)
(2)自分を信じる意思を持つこと(自分を過小評価しない)
(3)困難だからこそできることは何だろうと考えてみること
12.イライラの対応法
(1)イライラしたら自分を知るチャンスと捉えること
①イライラの原因が周りであったとしても、自分から変わることで対応すること(周りのせいにしない)
②イライラのパターンは少ない(何度も同じような場面でイライラしがち)ため、対策を考えること
(2)イライラした事が自分の弱点だけでなく、長所でもあると考えること
(3)イライラしてもよいと受け入れる
①ネガティブな自分の感情を受け入れる事ができると、他人のネガティブな面も受け入れる事ができるようになる
②イライラしてもよいと思ったほうが、気持ちが楽になりだんだんイライラしなくなるもの
③イライラしたら、「イライラした」っと短く言葉に出してしまい、すぐ切り替えること
④イライラした時の愚痴(日々の小さな諦め)はこま目に吐き出しておかないと心のゴミがたまる
13.やりたいことリスト
(1)やりたいことリストを書くだけにしておくと、やりたくないことや嫌なことまで引き連れてくる(悪魔との契約)
(2)やりたいことリストは書いた後に何度も見直し、整理すること
14.潜在意識では主語を変えられない(他人に向けた言葉でも自分に影響を与えてしまう)
(1)他人に対してネガティブな言葉を発するとそれが自分に返ってくる
(2)他人を応援することが自己肯定感を上げることにもなる
15.幸せになる方法
(1)「幸せになりたい」とは言わないこと
①今は不幸だと言っているのと同じため
②今も幸せだけど、こうなればもっと幸せになるかなぁくらいに思えばよい
(2)今時点で幸せの理由、原因を具体的に考えてみること
16.知足足るを知る
不満をエネルギーにして成長する生き方よりも
今現在を満足し、感謝する事でゆとりが生まれ、他者へ恩返しするエネルギーを大切にする
17.義務感の罠
(1)やらないといけないと思うほど、やりたくなくなる(モチベーションが下がる)
(2)やらないといけないという義務、執着を一度外してみる(やってもやらなくてもよいとニュートラルに考え直してみる)
(3)今、自分が与えられることは何か考えてみる