2013年以前のブックレビューも随時追加中

改癖術 伊東 明(マガジンハウス)

 

改癖術 クセを変えれば人生も変わる!

改癖術 クセを変えれば人生も変わる!

 

 1.相手の言いなり(すぐ妥協)しがち

 交換条件(「その代わり」の条件)を1つ付け加えるようにする

 

2.譲らない(意固地)

 相手の意見を一部受け入れてみる(その方が事が前に進む)

 

3.何をやっても100点満点(楽観的過ぎる)と考えがち(ポリアンナ症候群)

(1)逆に何をやっても0点と考えがちな人もよくない

(2)二分割思考(100か0か)ではなく、良い所も悪い所も(グレーゾーンで)客観的抽出できるのが合理的思考

 

4.過度の一般化をしがち

 すぐにラベリング(少ない事象で決めつける)しないで、あと3回確認してみてから結論を出してみる

 

5.他人と比較ばかりする

 (1年前、5年前といった)過去の自分と比較してみる

 

6.テレビばかり見てる

 (特に悪い、ネガティブな)ニュースは時間を区切ってみる

 

7.何でも批判する(選択的抽出)

(1)先に結論ありき(問題点があるはずと決めつけ)であら捜ししている

(2)良い所、いいことも意識的にピックアップしてみる

 

8.苦手なことを後回しにしがち

(1)3割できればいいと考え、とりあえず苦手なことをやってみる

 →やり始めてしまえばそれが肩慣らしになり、最後までできてしまうこともある

(2)完璧主義に考えない(苦手なことはものすごく時間がかかる、だから後回しにしたくなる)

(3)3割できたら合格(作業は一旦完了)と考えれば、次に作業始めるまで成功イメージが継続できる(苦手意識が和らぐ)

 

9.幸せ過ぎると怖くなる

(1)アッパーリミット(幸せの限界値)を超えると引き下げようとする心理が働く

 →幸せになっても良いことを認めてあげるようにし、少しずつ限界値を高くする(幸せ慣れ)とよい

(2)逆にダウナーリミット(不幸の限界値)を超えると耐えられなくなる

 

10.ネガティブワードばかり使う

 ネガティブ度をだんだん薄めるようにする(大嫌い→どうも好きでない→ちょっと性に合わない)

 

11.良い所は当たり前(縮小視)、悪い所は大げさ(拡大視)に捉える

 問題点だけでなく、良い所も平等にリストアップする(意識的に良いこと探し)